軟水とは?

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硬水か軟水かというのはどこで判断しているのかというと、その水に含まれるカルシウムとマグネシウムの合計量で決められています。
ミネラルと呼ばれるそれらの含有量が多ければ多いほど、硬水ということになります。
このように書くと硬水の方がいい水のように思われるかも知れませんが、単純にそうとも言えません。
一般的に使われている水道水は、日本において80%以下は、80ppm以下の軟水が使用されていますが、これは地域によって異なります。
実際に耳にするのは、我々がミネラルウォーターを購入するときになると思います。
硬水軟水の目安を書いておきます。

◆きわめて軟水 0~40ppm(南アルプスの天然水(30)など)
◆軟水 40~80ppm(ボルヴィック(50)など)
◆やや軟水 80~120ppm(六甲のおいしい水(84)など)
やや硬水 120~180ppm
◆硬水 180~300ppm(エビアン(297.5)など)
◆きわめて硬水 300ppm以上

硬水はカルシウムやマグネシウムが溶け込んでいるため、ある程度の含有量までは美味しく感じますが、一定の量を超えて含まれると、舌触りがぬるっとしたような感じになり、どちらかと言うとまずく感じるようになります。
このレベルの硬水を日常的に使用することは、肌荒れを引き起こしたり、下痢の症状を訴えたりと異常をきたしてくるようです。
現在水道法の下では資質基準として総硬度というものが使われています。